ホンダのZOOMER,愛好者も多い点で原付の中では珍しいバイクなのだが,実は1つ大きな問題点がある.
燃料計がない.
なんと,5L入るタンクが残り1Lになった時点でランプが点灯するだけ,という遠出したい時など,かなり怖い仕組みなのだ.
実際,何度もガス欠に見舞われてガソリンスタンドまで押して歩いた…(しんどかった.)
慣れてくると,オドメータと燃費(km/L)で計算できるようになってくるのだが,給油する度にメータの値をメモるのも面倒.
そこで,燃料計をつけるついでに,多機能メータに総取替えすることにした.
俺のZOOMERについて
2006年製のキャブ車,ZOOMERの白です.(中古なので,以前の持ち主がフレームを赤に交換した模様)
走行距離14000kmでございます.まだまだ乗ります.
フューエルセンダの入手
本当にアレだと思うのだが,まず純正の燃料センサー自体が燃料の残量を測ることができない.
1L未満になった時のみ,抵抗値が変化する?(この辺は詳しく調べてない)ようなセンサーらしいのだ.
そこで,一般的には専用の燃料計キット(参考:Amazon.co.jp: キタコ(KITACO) フュエルメーターキット ズーマー 752-1125200: 車&バイク)を使用してセンサーまるごと取り換え,メーターを追加する.
しかし,今回はせっかくなので純正スピードメータも取り外し,汎用多機能スピードメータに取り替えてしまうことにした.
そのためには,まずは燃料の残量に応じて抵抗値の変わるまともなフューエルセンダを入手する必要がある.
基本的にホンダの原付バイクはAF56(Dio)~AF58(ZOOMER)まで共通の形状らしい.
よって,AF56, AF57のフューエルセンダを流用することが出来るらしい.
というわけで,AF57(スマートDio Z4)の中古ガソリンタンクをポチりました.
きったねぇ…
ヤフオクで1500円です….
センサー取り外し
栓が伸びてる蓋部分を押さえて,グリっと回します.
左方向にしかまわらんかった.
少しだけ力が入ります.
こんなんで上の蓋が外れます.
ニュルッとセンサーが出てきます.
新しいタンクに入れる際,サビなどが付着しているとタンクに良くないので,今のうちにフキフキしときましょう.
抵抗値測定
ちゃんと動くのかどうか,テストも兼ねて簡単な回路に接続してみます.
センサのフロート(黒い部分)の動きに合わせてLEDの明るさが変化しているのが確認できました.
また, 電圧,電流を測定することで最大510Ωの可変抵抗であることもわかりました.
次回,メータの取り付け&センサの交換
次回,スペシャルパーツ武川 スクエアLCD S&Tメーター SQLST1 05-05-0006が届き次第,交換作業を始めようと思います.